利用までの流れ
① 要介護認定申請
介護保険によるサービスを利用するには、要介護認定の申請が必要になります。申請には、介護保険被保険者証が必要です。
40~64歳までの人(第2号被保険者)が申請を行なう場合は、医療保険証が必要です。
② ケアプラン作成
介護(介護予防)サービスを利用する場合は、介護(介護予防)サービス計画書(ケアプラン)の作成が必要となります。「要支援1」「要支援2」の介護予防サービス計画書は地域包括支援センターに相談し、「要介護1」以上の介護サービス計画書は介護支援専門員(ケアマネジャー)のいる、市区町村の指定を受けた居宅介護支援事業者(ケアプラン作成事業者)へ依頼します。
依頼を受けた介護支援専門員は、どのサービスをどう利用するか、本人や家族の希望、心身の状態を充分考慮して、介護サービス計画書を作成します。
③ 事前訪問
市区町村等の調査員が自宅や施設等を訪問して、心身の状態を確認するための認定調査を行います。主治医意見書は市区町村が主治医に依頼をします。
④ ご契約
市区町村等は、介護認定審査会の判定結果にもとづき要介護認定を行ない、申請者に結果を通知します。申請から認定の通知までは原則30日以内に行ないます。
認定は要支援1・2から要介護1~5までの7段階および非該当に分かれています。
⑤ サービス開始
介護サービス計画にもとづいた、さまざまなサービスがご利用できます。
利用料金
区分 | 1 回当たりの所要時間 | 基本利用料 | 自己負担(1割) | 自己負担(2割) | 自己負担(3割) |
---|---|---|---|---|---|
身体介護 | 20 分以上30 分未満 | 2,584 円 | 259円 | 517 円 | 776 円 |
30 分以上1 時間未満 | 4,105 円 | 411 円 | 821 円 | 1,232 円 | |
1 時間以上1 時間30 分未満 | 5,991 円 | 599円 | 1,198 円 | 1,798 円 | |
身体介護 | 1 時間30 分以上(30 分増すごとに加算) | 864 円 | 87 円 | 173 円 | 260 円 |
生活援助 | 20 分以上45 分未満 | 1,886 円 | 189円 | 378 円 | 566 円 |
45 分以上 | 2,323円 | 233円 | 465 円 | 697 円 |
介護保険からの給付サービスをご利用される場合は、単位に10.45を掛けた料金の所定割合額を自己負担として頂きます。但し、介護保険給付の範囲を超えたサービス利用は、全額負担となりますのでご了承ください。
1日あたりの利用料金表(地域密着型通所介護)
提供時間 | 介護保険適用 | 単位 | 自己負担額 |
---|---|---|---|
3~5時間 | 要介護1 | 426単位 | 「介護保険負担割合」内の「利用者負担の割合」に基づきます。 |
要介護2 | 488単位 | ||
要介護3 | 552単位 | ||
要介護4 | 614単位 | ||
要介護5 | 678単位 | ||
5~7時間 | 要介護1 | 641単位 | |
要介護2 | 757単位 | ||
要介護3 | 874単位 | ||
要介護4 | 990単位 | ||
要介護5 | 1,107単位 | ||
7~9時間 | 要介護1 | 735単位 | |
要介護2 | 868単位 | ||
要介護3 | 1,006単位 | ||
要介護4 | 1,144単位 | ||
要介護5 | 1,281単位 | ||
9~10時間
(延長) |
要介護1 | 785単位 | |
要介護2 | 918単位 | ||
要介護3 | 1,056単位 | ||
要介護4 | 1,194単位 | ||
要介護5 | 1,331単位 |
宅老所料金
1日あたりの料金 | お泊まり代 | 2,700円 |
朝食代 | 300円 | |
夕食代 | 500円 |
① 入浴をされた場合、利用料金に「入浴介助加算(50単位)」が加算されます。
② 送迎が発生しない場合、片道あたり47単位の減算となります。
③ 1日あたりの500円の昼食代(おやつ代)が別途発生します。
④ 別途、処遇改善加算が発生します。